ロシア、19歳女子学生をテロ容疑者リストに SNSで軍批判

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ロシアの19歳女子学生、軍批判で禁錮数年の可能性も

(CNN) ロシア北西部アルハンゲリスク州の女子学生が、SNS上でロシア軍の信用を傷付け、テロを正当化したとして自宅軟禁下に置かれ、当局のテロ容疑者リストに加えられたことが分かった。

州都アルハンゲリスクにある北方(北極)連邦大学の学生、オレシャ・クリフツォバさん(19)は現在、一方の足首に反プーチン大統領のタトゥー、もう一方には追跡装置を装着している。

インスタグラムへの投稿で昨年10月にクリミア大橋で起きた爆発に言及し、ロシアのウクライナ侵攻を批判したとして、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」、国際テロ組織アルカイダ、イスラム主義勢力タリバンと同じテロ容疑者や過激派のリストに掲載された。

一方の足首には反プーチン大統領のタトゥー、もう一方には追跡装置が見える/Natalya Krivtsova
一方の足首には反プーチン大統領のタトゥー、もう一方には追跡装置が見える/Natalya Krivtsova

同州セベロドビンスクにある母ナタリャさんのアパートで軟禁状態に置かれ、インターネットなど通信手段の使用を禁止されている。

担当の弁護士によると、軍の信用を傷付けた罪で最大3年、テロを正当化した罪で最大7年の刑を言い渡される可能性がある。

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