ロシア、ザポリージャ原発から「撤退せず」

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ザポリージャ原発からの「撤退」をロシア外務省の報道官が否定した/Alexander Ermochenko/Reuters

ザポリージャ原発からの「撤退」をロシア外務省の報道官が否定した/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ロシア外務省は、ウクライナ中南部のザポリージャ原発を非武装化して周辺に安全保護区域を設定するという国際原子力機関(IAEA)の提案に打撃を与えたようだ。

ザポリージャ原発は3月以降、ロシア軍の支配下にある。

ロシア外務省の報道官は、原発の状況について、国内メディアから質問を受けた。

ロシアメディアは、IAEAのグロッシ事務局長がザポリージャ原発の安全保護区域の設定でウクライナとロシアの間で合意に近づきつつあると発言したとし、ザポリージャ原発の管轄を第三者に移すことや、グロッシ事務局長のロシア訪問について尋ねた。

報道官は、ザポリージャ原発の管理について、ロシアが手放したり第三者に引き渡したりするといった協議はあり得ないと述べた。報道官は、ザポリージャ原発はロシア領にありロシアが完全に支配しているとし、原発の安全性を保証できるのはロシアだけだと考えていると語った。

グロッシ事務局長は先週、ザポリージャ原発の保護について、ロシアとウクライナの間で年内にも合意に達することを希望すると明らかにしていた。

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