ロシアの「冬を武器にした」攻撃は「戦争犯罪」 G7法相が非難

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G7の法相会合で記者会見するドイツのブッシュマン法相/Florian Gaertner/Photothek/Getty Images

G7の法相会合で記者会見するドイツのブッシュマン法相/Florian Gaertner/Photothek/Getty Images

(CNN) 主要7カ国(G7)は29日、ドイツ・ベルリンで法相会合を開き、ロシアのプーチン大統領が「冬を武器として」利用していることを非難した。

ドイツのブッシュマン法相は記者会見で、ロシアによる民間インフラへの攻撃でウクライナの市民が凍えるような気温の中で生活していると指摘し、「多くの人々が冬の寒さの犠牲になることを目的とした恐ろしい戦争犯罪」であるとの意見で一致したと述べた。

ブッシュマン氏によると、G7法相は「最優先事項」である戦争犯罪の捜査を支援することを約束した。また、ウクライナ当局がこれまでに約5万件の戦争犯罪を記録し、戦争犯罪の容疑者約600人をリストアップしていると説明した。

会合後に発表された声明には、「最大限の説明責任を果たし、被害者と生存者のために公正な裁きを実現する」ことがG7の共通目標であり、「戦争犯罪やその他の残虐行為の免責はあり得ない」とある。

ブッシュマン氏は記者会見で、「ロシアの指導者全員」を「人道に対する罪」で国際刑事裁判所において調査するべきだと述べた。

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