米、ウクライナへ追加軍事支援 ロケット砲弾薬など404億円

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(CNN) 米国防総省は28日、ロシアの侵攻が続くウクライナへ2億7500万ドル(約404億円)相当の追加軍事支援を実施すると発表した。

同省のシン副報道官が記者会見で表明した。大統領権限で米軍の在庫分を取り崩して提供する方式で実施する。同方式でのウクライナ向け軍事支援は24回目となる。

シン副報道官によると、バイデン政権の発足以降、ウクライナ向けの軍事支援の総額は185億ドル以上となる。

今回の追加支援には、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」用の弾薬、精密誘導式155ミリ砲弾の500発や遠隔対装甲地雷システム用の155ミリ砲弾2000発などが含まれる。

軍用車両「ハンビー」の125台、小火器に小火器用の弾丸275万発以上と衛星通信用アンテナ4基も入っている。

また、米国防総省がウクライナ軍に行っていた最新型の地対空ミサイルシステム「NASAMS(ネイサムス)」の操作訓練がまもなく終了するとも説明。終了すれば、同兵器をウクライナへ引き渡す準備をするとした。

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