EU、ロシアにドローン提供のイランに制裁へ

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ドローン攻撃による爆発で煙が立ち込める中、警戒に当たるウクライナ警察=17日、ウクライナ首都キーウ/Paula Bronstein/Getty Images

ドローン攻撃による爆発で煙が立ち込める中、警戒に当たるウクライナ警察=17日、ウクライナ首都キーウ/Paula Bronstein/Getty Images

(CNN) ロシアがウクライナでイラン製の自爆型ドローン(無人機)を使用していることを受け、欧州連合(EU)は早ければ今週にもイランに新たな制裁を科す方向で取り組んでいる。欧州の外交官がCNNに明らかにした。

こうしたEUの取り組みは、国連安全保障理事会が19日に米ニューヨークで開かれる非公開会合でイラン製のドローンについて議論することになっている中でのものだ。しかし、安保理ではロシアが拒否権を発動することが見込まれるため、外交官らは安保理で新たな制裁を行えるとは考えていないという。

米国務省はウクライナを攻撃するロシアにドローンを提供したイランに対するEUの制裁を「歓迎」すると述べた。

国務省のパテル副報道官は、米国は「EUと緊密に連携をとっている」と述べたが、その詳細は明らかにしなかった。

パテル氏は「米国はイランの責任を追及するために、実用的で攻撃的、そして有用な手段を自由に使えるようにし続けていることを改めて指摘したい」とした上で、「イランの悪意ある活動に関連して、我々がそうした行動を取るのを見てきたはずだ」と述べた。

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