プーチン氏、橋爆発は「ウクライナによるテロ行為」と主張

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ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土をつなぐ橋がケルチ付近で爆発した様子を見つめる人々=8日/Roman Dmitiyev/AFP/Getty Images

ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土をつなぐ橋がケルチ付近で爆発した様子を見つめる人々=8日/Roman Dmitiyev/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は9日、ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土をつなぐケルチ橋で起きた爆発について、ウクライナによるテロ行為だと主張した。

プーチン氏は連邦捜査委員会のバストルイキン委員長との会談で「テロ攻撃に間違いない」と述べ、立案、実行、首謀したのはウクライナの特殊機関だと発言した。

バストルイキン氏はさらに、外国出身のロシア市民が攻撃に協力したと主張。爆発したトラックのルートと、その動きに加担した者たちをすでに特定したと述べた。

現場をとらえた監視カメラの映像には、クリミア方面へ向かう車線を走っていたトラックに突然、大きな爆発が起きた場面が映っていた。CNN記者は、トラック自体が爆発したのかどうかははっきり分からないと指摘している。

ウクライナ高官らは爆発への関与を直接認めていない。大統領府顧問の1人は「ロシア軍と権力構造」の内部対立が爆発の原因との見方も示している。

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