プーチン氏、ロシアは「急いでいない」 ウクライナの反攻に初言及

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ウズベキスタンで開催された上海協力機構首脳会議で発言するロシアのプーチン大統領/Sergei Bobylev/Pool/Sputnik/AP

ウズベキスタンで開催された上海協力機構首脳会議で発言するロシアのプーチン大統領/Sergei Bobylev/Pool/Sputnik/AP

(CNN) ロシアのプーチン大統領は16日、ウクライナ軍が北東部で反転攻勢に成功してから初めて反攻に言及し、ロシアの「特別軍事作戦」の主要目標は変わっていないとの認識を示した。

上海協力機構(SCO)首脳会議の最後に行った記者会見で述べた。主な目標はルハンスク州とドネツク州を合わせた「ドンバス地方全体の解放」であり、ロシアは「急いでいない」と主張した。

プーチン氏は「ウクライナ軍による反転攻勢の試みはあるが、この仕事は続く。ドンバスでの我々の攻勢作戦そのものも止まることなく続く」と説明。「ペースは遅いが、作戦が続いている。徐々に徐々に、ロシア軍は新たな領土を占領している」とした。

戦闘の終結については、「ウクライナ政府はすでに全ての合意を破棄した」「彼らはロシアとの合意を求めず、戦場で勝利を目指すと表明した」と指摘した。

そのうえで「旗は彼らの手にある」「今回の反転攻勢がどのような終わりを迎えるか見てみよう」と述べた。

ウクライナが北東部と南部で反攻に出るなか、今月に入りロシアは甚大な損失を被っている。ゼレンスキー大統領の14日の発表によると、ウクライナは計8000平方キロの領土を奪還した。

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