ロシア黒海艦隊が防御態勢に、クリミア攻撃で航空戦力半減か 西側当局者

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クリミア半島のロシア軍施設で発生した爆発の影響で黒海艦隊が防御態勢に入ったという/From Telegram

クリミア半島のロシア軍施設で発生した爆発の影響で黒海艦隊が防御態勢に入ったという/From Telegram

(CNN) 複数の西側当局者によると、ロシア黒海艦隊は相次ぐ打撃を被ったことを受けて防御態勢に入った。クリミア半島のサキ航空基地に対する先週の攻撃で、黒海艦隊の航空部隊の少なくとも半数が戦闘不能になったという。

公開情報によると、黒海艦隊の航空部隊はSu24MやSu30SMを含む戦闘用航空機二十数機からなる2個飛行隊を有する。以前の分析では、先週の攻撃で航空機少なくとも7機、場合によっては10機が損傷もしくは破壊されたと示唆されていた。

ロシアは依然、クリミア半島の他の2基地に数十機の戦闘用航空機を持つが、これらは特に黒海艦隊に割り当てられているわけではない。

西側当局者の19日の説明によると、ロシアの上層部は戦力損失の責任を各所に負わせようと試みているという。今回の戦力損失について、ロシア国防省はサキ航空基地で起きた爆発事故が原因と主張している。

西側当局者はまた、ウクライナはおそらく複数の兵器をクリミアに投入できると指摘。ウクライナ軍はロシアの戦線の背後で作戦行動を行う能力を有するとも述べた。

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