ウクライナ軍、マリウポリでの「戦闘任務」を終了 守備隊救出を命令

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製鉄所にいるウクライナ軍要員を乗せるためのバスが親ロシア派武装組織の護衛の下到着/Alexander Ermochenko/Reuters

製鉄所にいるウクライナ軍要員を乗せるためのバスが親ロシア派武装組織の護衛の下到着/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ウクライナ軍は新たな声明で、ロシア軍の包囲下にある南東部マリウポリでの「戦闘任務」を終了したと明らかにした。

ウクライナ軍参謀本部は声明で「マリウポリの守備隊は戦闘任務を完遂した」と説明。「軍最高司令部はアゾフスターリ(製鉄所)に駐留する部隊の指揮官に対し、隊員の命を救うよう命令した」と述べた。

さらに「マリウポリの守備隊は我々の時代の英雄であり、永遠に歴史に残るだろう。この中には『アゾフ』特別部隊やウクライナ国家親衛隊第12旅団、第36独立海兵旅団、警察、義勇兵、マリウポリの領土防衛隊が含まれる」とした。

声明は締めくくりとして、「全てのウクライナ人と全世界に共通する最も重要な仕事はマリウポリの守備隊の命を守ることだ。我々はあなた方に劣らず忠実に、全ての前線であなた方のために戦う」としている。

ウクライナ国防省のハンナ・マリャル次官は先の動画で、一部の守備隊はまだアゾフスターリ製鉄所に残っていると述べていた。

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