マリウポリ郊外に集団墓地か、当局者が位置特定 衛星画像の裏付けも

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衛星画像の分析により墓の拡張が行われていたとみられている=3月23日/2022 Maxar Technologies

衛星画像の分析により墓の拡張が行われていたとみられている=3月23日/2022 Maxar Technologies

一方、マクサーは19日、マンフシュの北西端に新しい墓地ができた証拠を示すとみられる衛星画像の分析を発表した。

マクサーは分析で「最近の報道によると、ロシア兵はマリウポリで殺害された人の遺体をこの場所に運んでいた」と指摘。「3月中旬から4月中旬にかけての衛星画像を調べた結果、新しい墓の拡張は3月23日~26日に始まり、ここ4週間にわたって続いたことが示された。墓は4カ所に直線的に並んでおり(各箇所の長さは約85メートル)、200以上の新しい墓が含まれている」という。

マリウポリのボイチェンコ市長も21日、ロシア軍がマンフシュの集団墓地に遺体を埋めたと主張した。ウクライナ当局は数週間に及んだ爆撃で2万人もの人が死亡したと主張している。

CNNはロシア兵がこの場所の集団墓地に遺体を処分したとの主張を独自に検証できていない。爆撃に数週間さらされたマリウポリでは、確固とした死者数の把握は不可能となる。ただ、現地のジャーナリストは民間人が急いで埋葬されたことを記録しており、SNS上の動画には後で収容するために放置されたとみられる遺体が映っている。

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