マリウポリ攻防戦、孤立のウクライナ軍が戦力結合し死守の構え

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破壊された建物の近くを歩くマリウポリの住民/Alexander Ermochenko/Reuters

破壊された建物の近くを歩くマリウポリの住民/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ロシア軍が包囲網を狭め、市内への本格的な侵攻も懸念されるウクライナ南東部の要衝である港湾都市マリウポリを防衛するウクライナ軍2部隊の司令官は13日、戦力の合流を果たし、ロシア軍に共に立ち向かうとするビデオ声明を発表した。

ロシア軍は侵攻作戦で同市を主要な標的の一つと位置づけ、ここ数週間絶え間ない砲撃や爆撃を加えてきた。市内にとどまるウクライナ軍部隊は孤立した状況に追い込まれているともされる。

また、戦闘に伴い深刻な人道危機も発生し、住民は過酷な貧窮生活を強いられてもいる。ロシアが同市を押さえれば、強制併合したウクライナ・クリミア半島と親ロシア派武装勢力が一部で拠点を築くウクライナ東部がつながる戦果を得ることにもなる。

ロシア軍はマリウポリ市内で戦略的な拠点を確保したと再三誇示。ただ、ウクライナ軍は激しく応戦しており、同市の攻防戦はロシアの侵攻に抵抗するウクライナの決意の象徴とも受け止められている。

市を守るウクライナ軍のアゾフ連隊の司令官は、第36海兵旅団の戦力との結合を果たしたと主張。同時にウクライナ軍の一部の戦闘員が自主的に投降した事実も認めた。彼らは屈辱の道を選んだとし、決して英雄視されるべきではないと批判した。

同海兵旅団の司令官は「ここにいる理由ややるべきことは承知している。戦闘任務を成功へ導くため必要なことは全てやる」と述べた。アレストビッチ大統領府長官顧問も13日、両部隊の合流を確認した。

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