ポーランド大統領、ロシアのウクライナ侵攻は「戦争ではなくテロ」

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ポーランドのドゥダ大統領(左)と記者会見を行うウクライナのゼレンスキー大統領=13日、ウクライナ・キーウ(キエフ)/Sergei Supinsky / AFP / Getty Images

ポーランドのドゥダ大統領(左)と記者会見を行うウクライナのゼレンスキー大統領=13日、ウクライナ・キーウ(キエフ)/Sergei Supinsky / AFP / Getty Images

(CNN) ポーランドのドゥダ大統領は13日、ロシアによるウクライナ侵攻について、「戦争ではなくテロ行為だ」と述べた。ドゥダ大統領はこれより前、バルト三国の指導者とともにウクライナ首都キーウ(キエフ)を訪問し、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談していた。

ドゥダ大統領はツイッターへの投稿で、「これは戦争ではない。兵士が民間人を殺害するために送り込まれているとき、これはテロ行為だ」とし、戦争として受けとることはできないと指摘した。

ドゥダ大統領は、こうした犯罪に直接的あるいは間接的に関与した犯罪者は処罰されなければならないとし、検察官が大量殺人が行われた場所で証拠を集めていると述べた。

ドゥダ大統領は「すべてのルールを破る人たちとは対話は成立しない。わたしは、ウクライナが自身の立場について決断を下せる自由な主権国家として、すぐに欧州連合(EU)の一部となることを望む」と述べた。

ポーランドは紛争を逃れてきた人々の支援で大きな役割を果たしている。ポーランドの国境警備隊によれば、ポーランドはロシアがウクライナへの侵攻を始めた2月24日以降、268万人のウクライナ難民を受け入れている。

今回の難民受け入れは、2015年から始まった欧州難民危機の時の対応と比較すると、非常に友好的な立ち位置を示している。当時の避難民は中東諸国の紛争から逃れてきた人が大多数だったが、ポーランドはEUから提案された難民の受け入れ枠を拒否する姿勢を示していた。

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