ウクライナとロシアの協議2回目、「人道回廊」設置合意もウクライナ側望む結果得られず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
砲撃で破壊された住宅の残骸の中を歩く人々=2日、ウクライナ西部ジトーミル/Viacheslav Ratynskyi/Reuters

砲撃で破壊された住宅の残骸の中を歩く人々=2日、ウクライナ西部ジトーミル/Viacheslav Ratynskyi/Reuters

(CNN) ウクライナと同国に侵攻するロシアの代表団が2回目の協議を終えた。ロシア側の代表団トップ、メジンスキー大統領補佐官はロシアメディアに対し、双方が市民のための人道回廊の設置で合意したと述べた。

メジンスキー氏は「我々は軍、国際、人道の3点を徹底的に議論した」と述べ、合意にこぎつけた点も一部あると言及。「今日の重要な合意事項は軍事衝突地域にいる市民の救出問題だ。ロシアとウクライナの国防省は市民のための人道回廊設置や、避難地域での暫定的な停戦の可能性で合意した」と語った。

協議は2時間半続いた。

一方、ウクライナ側の交渉担当者は協議で同国側が必要とする結果を得られなかったと語った。ただ、人道回廊を作る点だけは解決があったとも述べた。

ロシア代表団の一人はロシア24に、双方が第3回の協議開催に合意し「ごく近い将来」に開かれると語った。

ロシア国営RIAノーボスチ通信は、ロシア大統領府が人道回廊設置の合意について非常に重要だとの見解を示したと伝えた。

「ウクライナ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]