朝鮮戦争の終戦宣言草案、米国と「事実上」合意 韓国外相

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韓国の鄭義溶外相(右)と米国のブリンケン国務長官=3月、韓国ソウル/Lee Jin-man/Pool/AFP/Getty Images

韓国の鄭義溶外相(右)と米国のブリンケン国務長官=3月、韓国ソウル/Lee Jin-man/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) 韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)外相は29日、朝鮮戦争の終戦を宣言する草案について韓国は米国との間で「事実上」、合意したとの認識を示した。韓国の聯合ニュースが報じた。

同外相は記者会見で、ブリンケン米国務長官は草案に関する進展を再度主張したと指摘。米国務省報道官は、米国は北朝鮮に敵対的な意図を抱いておらず、無条件での協議に応じる用意があるとした。

「北朝鮮が我々の申し出に前向きに対応することを期待する」とし、「北朝鮮への最善の関与のあり方について韓国、日本、ほかの同盟国やパートナー国と密接な協議を続けている」ともした。

朝鮮戦争は1953年7月27日に休戦協定が結ばれたが、平和条約がないため終戦が正式には宣言されていない。

北朝鮮外務省の幹部は今年9月、韓国による朝鮮戦争の終戦宣言の呼びかけは米国の北朝鮮に対する敵対政策が障害となっており時期尚早との見解を示していた。

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