チリで同性婚が合法化へ 議会が法案を可決

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チリの議会で、同性同士の結婚を認める法案が可決された/Claudio Santana/Getty Images South America/Getty Images

チリの議会で、同性同士の結婚を認める法案が可決された/Claudio Santana/Getty Images South America/Getty Images

(CNN) チリで7日、同性同士の結婚を認める法案が下院を通過し、ピニェラ大統領の署名により成立する見通しとなった。

下院の採決では賛成82、反対20、棄権2の賛成多数で法案が可決された。これに先立ち、上院ではすでに可決されていた。

法案は中道左派のバチェレ前政権が2017年に議会へ送ったが、中道右派のピニェラ氏が今年「結婚の平等」に支持を表明するまで棚上げされていた。

ピニェラ氏は来年任期を満了する予定で、今月中に大統領選の決選投票が実施される。

同国では15年以降、同性カップルにも結婚に準じた法的権利を認める「シビルユニオン」制度が導入されていた。法案の成立により、さらに養子縁組などについても結婚と同等の権利が認められるようになる。

中南米ではアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、ウルグアイ、メキシコの一部でも同性婚が法制化されている。

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