核科学者のカーン博士が死去、85歳 パキスタンの「核開発の父」

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アブドル・カディール・カーン博士が死去した。写真はイスラマバードで2009年2月に撮影/FAROOQ NAEEM/AFP/Getty Images

アブドル・カディール・カーン博士が死去した。写真はイスラマバードで2009年2月に撮影/FAROOQ NAEEM/AFP/Getty Images

パキスタン・イスラマバード(CNN) パキスタンの「核開発の父」として知られる核科学者のアブドル・カディール・カーン博士が、首都イスラマバードで死去した。85歳だった。当局が明らかにした。

10日にはイスラマバードのファイサルモスクで国葬が行われた。

カーン博士は国内では核保有国への道を開くことを手伝った英雄として称賛されているが、西側諸国では多くの人々から悪人とみられている。

米国ではカーン博士は北朝鮮やイランなどに核技術を売却したことで知られている。パキスタン当局は2004年、米国による要請を受けて、カーン博士を自宅軟禁とした。

カーン博士は09年に解放されるが、国内外での行動は当局によって厳しく制限された。

米国務省は当時、カーン博士について、核設備とノウハウの拡散のための広範な国際的ネットワークを運営し、核兵器開発を求める国々にとっての「ワンストップ・ショッピング」を提供したと述べていた。国務省は、このネットワークが核拡散の状況を決定的に変えて、国際的な安全保障に対して長く影響を与えたと指摘した。

パキスタンのカーン首相はツイッターで、カーン博士に弔意を示した。

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