ロシアの緊急事態相、北極圏での演習中に死亡

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ジニチェフ緊急事態相。ロシア・チェリャビンスク地方の山火事の被害状況をヘリコプターから視察した際に撮影=8月6日/Aleksey Nikolskyi/Sputnik/AP

ジニチェフ緊急事態相。ロシア・チェリャビンスク地方の山火事の被害状況をヘリコプターから視察した際に撮影=8月6日/Aleksey Nikolskyi/Sputnik/AP

モスクワ(CNN) ロシア国営RIAノーボスチ通信は8日、ジニチェフ緊急事態相(55)が北極圏での演習中に死亡したと伝えた。

ジニチェフ氏はノリリスクで他の人を救助しようとして亡くなったという。同通信は緊急事態省の発表を引用して「緊急事態からの北極圏の防護を目的とする部局横断型の演習参加中に亡くなった」と伝えた。

このほかに死亡に関する詳細な状況は現時点で明らかにされていない。

死去前の同省の発表によれば、ジニチェフ氏は大規模演習の監督のために北極圏を訪れていた。ノリリスクで新しい消防署建設の進ちょく状況を地元当局者と確認したり、緊急対応の訓練実施を視察したりしていた。

ロシア大統領府は声明で、プーチン大統領がジニチェフ氏の家族と友人に深い哀悼の意をささげたと述べた。また、プーチン氏とジニチェフ氏は「長年にわたり共同の仕事で連携していた」とも指摘した。

ロシア国営メディアによると、両氏はともに国家安全保障機関で長年のキャリアがある。

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