ミャンマー影の政府、軍に対する「自衛戦争」宣言 国民や武装組織に蜂起呼びかけ
ドゥワラシラー氏は「国内の全ての村、町、市が全土で一斉に蜂起しなけらばならない」「我々はミンアウンフラインを排除してミャンマーの独裁支配を永久に根絶させる。平等を守り、全市民が希求する平和的な連邦民主連合を確立できる」と訴えた。
民族武装組織に対しては、「直ちにミンアウンフラインと軍事評議会を攻撃せよ」と呼びかけ、「あなた方の土地の完全制圧を」と促している。
さらに、警察官や兵士、軍が指名した政府機関職員にも抵抗勢力に加わるよう呼びかけ、「この革命はまさに革命だ。平和的な国家の建設と、連邦連合の確立のために必要な革命だ」と強調した。
ロイター通信によると、軍の報道官は、NUGが新型コロナウイルスのワクチン接種を妨害するなどして国家を混乱に陥れようとしていると主張。だがこれは失敗に終わるだろうと述べている。
南東部カレン州の民族武装組織「カレン民族防衛機構(KNDO)」の司令官は、NUGの発表を支持すると表明。CNNの取材に対し、「全ての民族武装組織が連帯し、一丸となって戦い、支持しなければならない」「今日はビルマの軍事政権の陥落の始まりだ。ビルマにDーDayが訪れる」と語った。