アフガン人女性ら、退避時に強制結婚か 出国資格得るためと情報筋

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国外退避を望むアフガニスタンの人々=8月20日、アフガニスタン・カブール/Haroon Sabawoon/Anadolu Agency/Getty Images/FILE

国外退避を望むアフガニスタンの人々=8月20日、アフガニスタン・カブール/Haroon Sabawoon/Anadolu Agency/Getty Images/FILE

(CNN) イスラム主義勢力タリバンに制圧されたアフガニスタンを脱出するにあたり、アフガン人の女性や少女が結婚を強制されたり、夫のふりをした男性に同伴させられたりしているとの報告が寄せられている。国外退避の資格を得るための手段とみられており、アフガン難民の出国手続きを担当する米当局者がこのほど、国務省に警告を発した。事情に詳しい情報筋2人が明らかにした。

情報筋がCNNに語ったところによると、こうした状況はアフガン人が国外で航空機の乗り換えをする際に明らかになった。アフガン人の女性や少女たちがいかにタリバンの支配を恐れ、必死に国外へ逃れようとしているかを示す事象となっている。

このような例がどこまで広がっているかは不明だが、懸念を抱いたアラブ首長国連邦(UAE)駐在の米外交官が今回、国務省に連絡を入れた。

情報筋によれば、UAEにある避難センターの一つに入った複数のアフガン人女性らから、出国前にアフガン首都のカブールの空港外で家族によって結婚を強制されたとの報告が寄せられたという。国外へ脱出するための手段だったとしている。

別の例では家族が退避資格のある男性に大金を支払い、女性らの脱出のため結婚したり、夫になりすましてもらったりしたという。

情報筋の一人は、現地の米外交官がセンターの職員に指針を示し、人身売買の被害者がいた場合どのようにそれを特定するかを伝える見通しだと述べた。もう一人の関係者は、国務省がこの問題について国土安全保障省、国防総省と連携する方針だと明らかにした。

米国は退避したアフガン人らを一時的に第三国に滞在させ、その後に米国または他の国へと渡航させている。これらの第三国に到着したアフガン人らは、手続きや審査を済ませてから次の目的地に向かう。米国に到着するアフガン人らについては、複数の軍事基地を滞在施設として利用するケースもある。

1996年から2001年までタリバンがアフガニスタンを統治していた際には、女子のための学校が閉鎖され、女性は働くことを禁じられた。01年に米国の主導でタリバン政権が倒れてからは、女性に対する制限が緩和されていた。

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