タンカー襲撃、船員2人死亡 日本企業所有、オマーン沖

リベリア船籍のタンカー「マーサー・ストリート」。2016年1月2日にケープタウン沖で撮影/Johan Victor/AP

リベリア船籍のタンカー「マーサー・ストリート」。2016年1月2日にケープタウン沖で撮影/Johan Victor/AP

(CNN) 中東オマーン沖で29日、イスラエルの富豪に関係する石油タンカーが攻撃を受け、英国人とルーマニア人の乗組員2人が死亡した。同タンカーの運航企業が30日明らかにした。

船舶の追跡サイト「マリーン・トラフィック」によると、タンカーはリベリア船籍とされるが、日本企業が所有。イスラエル海運業界の有力者であるエヤル・オフェル氏が所有し、英ロンドンに本拠がある船舶運航管理企業「ゾディアック・マリタイム」が運航していた。

被害を受けたのはタンカー「マーサー・ストリート」で、同社は海賊事件の疑いがあると説明。一方、事件の詳細に通じる米国防総省当局者はタンカーはイランが操作したとみられる武装ドローン(無人機)に襲われたと述べた。

別の同省当局者は、米国がタンカーからの緊急事態発生の通報に対応し、米空母ロナルド・レーガンと駆逐艦がタンカーに港まで随伴したと述べた。爆発物専門家を含む米海軍兵士らがタンカーに乗船し、新たな危険な事態が起こり得ないのかも確認したという。

同当局者によると、タンカーの乗組員はドローンは船体の甲板より上の構造物に衝突して炎上したと証言。29日には別のドローン攻撃にも遭遇したが海上に墜落して未遂に終わったという。

襲撃を受けた際、タンカーはアフリカ・タンザニアのダルエスサラームからアラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラへ向かっていたが、積み荷はなかった。

ゾディアック・マリタイム社は30日、タンカーは自力航行が可能で米軍艦船に付き添われ、安全な場所へ移っていると確認した。米国は寄港先に触れないとみられる。

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