報道カメラマンの死に抗議の声、議事堂で衝突も ジョージア

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レインボーフラッグを手に持つデモ参加者=6日、ジョージア首都トビリシ/Vano Shlamov/AFP/Getty Images

レインボーフラッグを手に持つデモ参加者=6日、ジョージア首都トビリシ/Vano Shlamov/AFP/Getty Images

(CNN) 旧ソ連ジョージア(グルジア)の首都トビリシで5日に性的少数者によるイベントの中止を求めたデモ隊に報道カメラマンの男性が襲われ、11日に死亡した。これを受けて、ジャーナリストや野党議員ら数十人の抗議集団が国会議事堂に押しかけた。

ジャーナリストらの集団はガリバシビリ首相の辞任を求めて議事堂内に入ろうとしたが、警察に排除された。

トビリシでは5日に性的少数者の行進が予定されていたが、開始前に活動団体の事務所などが反対派に襲撃され、中止に追い込まれた。

カメラマンのアレクサンドル・ラシュカラバ氏(37)が勤務していたテレビ局によると、同氏は反対派のデモを取材している最中に襲われて顔面に複数の骨折を負い、入院して手術を受けたが、11日に自宅で死亡しているのを母親が発見した。

テレビ局の幹部は、同氏の遺体が遺族に無断で「専門家」と称する人々によって運び去られたとも主張した。

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