ルクセンブルク首相、新型コロナで入院 「重症だが容体は安定」

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ルクセンブルクのベッテル首相=6月25日/Olivier Matthys/Pool/AFP/Getty Images

ルクセンブルクのベッテル首相=6月25日/Olivier Matthys/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) ルクセンブルクのベッテル首相(48)が新型コロナウイルスに感染し、4日に入院した。同国政府は5日、重症だが容体は安定していると述べ、病院で2~4日間経過観察を受けるとの見通しを示した。

ベッテル氏は欧州連合(EU)首脳会議に出席した後、先月27日に検査で陽性反応を示した。

先週末も症状が改善しなかったため、念のため入院することになったという。入院時に血中酸素濃度が低いとの診断を受け、継続的な観察下に置かれている。

入院中も政策決定権を維持し、政府全体の調整に責任を負うが、公文書への署名はグラメーニャ財務相が代行する。

ベッテル氏は5月6日に新型ウイルスワクチンの1回目の接種を受けていた。

ルクセンブルクの人口は60万人で、これまでに確認された新型ウイルスの感染者は7万1429人、死者は818人。先月21~27日の新規感染者は107人と、微増傾向がみられた。国民の34.99%がワクチンを接種している。

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