ペルー、コロナ死者数を大幅に修正 世界最悪の死亡率に

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墓地で穴を掘る作業員=3月20日、ペルーのイキトス/Rodrigo Abd/AP

墓地で穴を掘る作業員=3月20日、ペルーのイキトス/Rodrigo Abd/AP

(CNN) 南米ペルーの政府はこのほど、新型コロナウイルス感染症に関連する死者の人数をこれまでの約2.6倍に修正した。人口当たりの死者数は世界最悪となった。

ベルムデス首相が5月31日のテレビ会見で発表したところによると、国内外の専門家で構成する委員会の助言に基づき、昨年3月1日から今年5月22日の死者数は18万764人と、30日時点の6万9342人から大幅に修正された。

人口10万人当たりの死者は従来の200人あまりから500人あまりに跳ね上がり、ハンガリーの305人(米ジョンズ・ホプキンス大集計)を超えて世界で最も多くなった。

会見に同席したウガルテ保健相は、国内の実情が正確に反映されるよう、ただちに委員会が薦める集計方法に切り替えると表明した。

同国では先月、緊急事態宣言と全国的なロックダウン(都市封鎖)措置が今月末まで延長された。感染拡大が続くなかで、6日には大統領選の決選投票が予定されている。

世界保健機関(WHO)の米州支部、汎米保健機構(PAHO)のエティエンヌ事務局長は先週、米州の感染者数と死者数が高止まりしていることに危機感を示し、世界で最も死亡率が高い5カ国は中南米に集中していると指摘。「当地域の人口は7億人近いのに対し、ワクチン接種が完了しているのはわずか3700万人。この現状は到底容認できない」と強調した。

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