ロシア、欧州航空会社のルート変更許可せず EUはベラルーシへの制裁検討

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ベラルーシの首都ミンスクの空港に緊急着陸したライアンエアの旅客機=23日/Petras Malukas/AFP/Getty Images

ベラルーシの首都ミンスクの空港に緊急着陸したライアンエアの旅客機=23日/Petras Malukas/AFP/Getty Images

ベラルーシのベラビア航空は声明で、各国の飛行禁止の措置を受けアムステルダムやベルリン、バルセロナ、ロシア飛び地のカリーニングラードなど8カ国への便を中止したと発表した。

問題のライアンエア機はアテネからリトアニア・ビリニュスに向かっている途中で着陸を強制された。着陸後、搭乗していたベラルーシの反体制派活動家のロマン・プロタセビッチ氏と仲間のロシア人、ソフィア・サペガ氏が拘束される事態となった。

プロタセビッチ氏は27年間続くルカシェンコ政権への反対を訴えるジャーナリスト兼活動家の一人。メッセージアプリ「テレグラム」で反政権デモを支援するチャネルを開設し、ベラルーシ政府からテロ容疑で指名手配されていた。

クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は26日、ライアンエア機にミンスクへの着陸を指示したベラルーシ当局者に論拠があったとの見解を示した。

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