国連人権機関がドバイ王女の状況を憂慮、「生存証明」求める

ドバイに連れ戻された王女、別荘で「監禁」状態と告白

(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長の娘のラティファ王女について、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が「生存証明」を求めている。

OHCHRは9日、UAEに対してラティファ王女の生存証明を求めたが、まだ返答がないことを明らかにした。

スイス・ジュネーブで記者会見したOHCHRのマルタ・ウルタド報道官は、「王女が生きているという説得力のある証拠がほしい。それをまず確認する必要がある」「我々はUAEの高官や新国連大使との話し合いの場を設けようとしており、そうした要望は基本的に受け入れられたが、日程はまだ確定していない」と説明した。

ラティファ王女は今年2月にBBCが入手した極秘映像の中で、自分は「別荘を改装した監獄」に監禁されていて、医療の助けも受けられない状況にあると訴えていた。これを受けてドバイ王族が発表した声明では、ラフィア王女は家で家族や医療専門家が世話をしていると述べていた。

ウルタド報道官は、OHCHRが本人と単独で会って状況を確認することが理想だと説明。さらに、ラティファ王女の姉のシャムサ王女の件も取り上げて、2人の居所を尋ねたいと語った。

ラティファ王女は2月下旬、英国の警察に宛てた書簡の中で、シャムサ王女が2000年に英国から連れ去られたとされる事件について捜査するよう申し入れていた。

ウルタド報道官は「何が起きているのか分からないので、両方の件について非常に憂慮している」と述べ、「2人の居場所を尋ねるだけでなく、面会して話がしたい。この2人の女性の事案だけでなく、ほかにも世界中で姿が消えた人たちや、姿が消えたと思われる人たちの事案がある」と指摘した。

同報道官はOHCHRが日々そうした事案を追跡しており、その中で「内部的に非公開の形で、または今回のように公開して事案を取り上げ、我々が状況に対して非常に懸念を抱いていることを示している」と述べた。

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