香港民主派47人が出廷、裁判所前で大規模抗議デモ

法学教授の戴耀廷(ベニー・タイ)氏が警察車両で裁判所に到着する様子=1日/AP

法学教授の戴耀廷(ベニー・タイ)氏が警察車両で裁判所に到着する様子=1日/AP

香港(CNN) 香港で国家政権の転覆をはかったとして香港国家安全維持法(国安法)違反の罪に問われた民主派の活動家など47人が1日、裁判所に出廷した。当局が反対派の取り締まりを強化する中で、裁判所前では逮捕の危険を冒して数百人が抗議運動を展開した。

香港で開かれた抗議運動としては過去数カ月で最大規模。集まった人たちは、禁止されているスローガンを連呼して「香港の解放を! 我々の時代の革命を!」と訴え、国安法で摘発された活動家らの釈放を要求するプラカードを掲げていた。

検察側は法廷で、被告人が昨年7月の非公式な予備選挙を通じ、香港政権の転覆を狙った大規模かつ組織的な策略に関与したと主張した。香港では同年9月に立法会(議会)選挙が予定されていたが、新型コロナウイルスのため延期となった。

起訴されたのは23~64歳の男性39人と女性8人で、著名活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏や法学教授の戴耀廷(ベニー・タイ)氏が含まれる。活動家らは前日に警察への出頭を命じられ、1日に裁判所に出廷した。

香港では公衆衛生対策として4人以上の集会が禁止され、政府は政治的抗議運動に対する摘発を強化しているが、それでも裁判所前には拘束された活動家らを支援するため数百人が集まった。

西九竜地区にある裁判所の前に集まった支援者=1日、香港/Anthony Wallace/AFP/Getty Images
西九竜地区にある裁判所の前に集まった支援者=1日、香港/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

香港の西九竜地区にある裁判所前には大勢の警官が配備されて集会を解散させようと試み、集まった人たちに対しては、国安法違反の可能性があると警告した。抗議運動の参加者は、同日夕刻までには平和的に解散した。

裁判所の傍聴席は、民主活動家を支援して全身黒をまとった人たちでいっぱいになった。同日午後までには、それ以上人が集まらないよう、警察が裁判所付近の歩道を封鎖していた。

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