EUが規制緩和、日本含む15カ国からの渡航受け入れへ

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EUが来月1日にも域外からの渡航の規制を緩和する見通しとなった/Shutterstock

EUが来月1日にも域外からの渡航の規制を緩和する見通しとなった/Shutterstock

(CNN) 欧州連合(EU)は早ければ7月1日にも域外からの入国規制を緩和して、日本を含む15カ国からの渡航者受け入れを再開する方針だ。EUの外交官2人がCNNに明らかにした。

EUは受け入れを再開する15カ国のリストについて、加盟27カ国に対して30日正午までに承認を求めている。

EUが提案した15カ国のリストには中国も含まれる。ただし中国の渡航者受け入れは相互協定を条件とする。残る14カ国はアルジェリア、オーストラリア、カナダ、ジョージア、日本、モンテネグロ、モロッコ、ニュージーランド、ルワンダ、セルビア、韓国、タイ、チュニジア、ウルグアイの各国。

一方、新型コロナウイルスの流行が再燃している米国は対象外となっている。

受け入れを認める国は、新型コロナの感染率がEUと同程度かEUよりも低いことを条件とする。

国境管理に関する最終的な決定は各加盟国に委ねる。ただ、EUとしての勧告を打ち出すことで、加盟国が足並みをそろえて受け入れの再開に踏み切りたい意向。

EUは感染者の急増を受けて3月に域外からの渡航を禁止していた。

加盟国は30日に行う採決で、受け入れ国のリストとガイドラインに関する提案を多数決で承認する見通し。承認のためには27カ国中、15カ国が賛成する必要がある。加盟国のうち少なくとも3カ国は、受け入れ再開に対して消極的な姿勢を示しているという。

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