新型コロナ陽性の102歳女性、回復し退院 高齢者に希望 伊

感染から回復したイタリカ・グロンドーナさん/Italica Grondona

感染から回復したイタリカ・グロンドーナさん/Italica Grondona

(CNN) 新型コロナウイルスの深刻な被害が広まるイタリア北部ジェノバ市の病院医師は27日、発症し20日間以上入院していた102歳女性のイタリカ・グロンドーナさんが回復し、退院したと報告した。

治療に当たっていたサンマルティーノ病院の医師は「我々は不死の女性と呼んでいた」とし、「彼女の治癒(ちゆ)は感染の危機に直面する全ての高齢者に希望を与える」と喜んだ。

イタリア国立衛生研究所によると、国内で陽性反応を示し、最終的に亡くなった犠牲者の平均年齢は78歳となっている。

CNNの取材に応じたこの医師によると、グロンドーナさんは今月初め軽度の心臓疾患で入院。新型肺炎の軽い症状を見せていたため検査したところ陽性と判明した。

その上で、施した治療は少なかったとし、自力で回復したとも述べた。高齢者による新型肺炎の克服としてはまれな事例とも受けとめられ、医師団はさらに詳しく調べることを決めたという。

今月26日に退院したグロンドーナさんからは血清学的な検体も採取した。治療に当たった医師は、1917年に生まれたグロンドーナさんはその後に蔓延(まんえん)したパンデミック(感染症の世界的な流行)のスペイン風邪も乗り切った可能性がある新型肺炎の最初の患者ともみている。

現在は養護施設に入っているグロンドーナさんのおいはCNNの取材に、今回回復した秘訣(ひけつ)は見当が付かないとしているものの、自由で独立心に満ちた女性と形容。「人生、ダンスや音楽を愛し、(英ロックバンド『クイーン』のボーカリストだった)フレディ・マーキュリーがお気に入り」とも明かした。

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