ロシアとウクライナが首脳会談、ウクライナ東部の停戦で合意 仏独仲介

記者会見を行う、左からウクライナのゼレンスキー大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領、ロシアのプーチン大統領=9日、パリのエリゼ宮/Ludovic Marin/Pool/AFP/Getty Images

記者会見を行う、左からウクライナのゼレンスキー大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領、ロシアのプーチン大統領=9日、パリのエリゼ宮/Ludovic Marin/Pool/AFP/Getty Images

モスクワ(CNN) ウクライナ東部で続く紛争の解決に向け、同国のゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領が9日、パリで会談した。マクロン仏大統領とメルケル独首相も仲介役として参加した。

首脳らは5時間半に及んだ会談の後、年内に「全面的かつ包括的」な停戦を履行するとの共同声明を発表した。

2014年にロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合した後、ウクライナ東部では親ロシア派の分離主義勢力がドンバス地方を実効支配し、政府軍と衝突を繰り返してきた。過去5年間の死者は約1万3000人に上る。

ウクライナ側はロシアが兵器や顧問チーム、さらには通常部隊も送り込んで親ロシア派を支援していると主張するが、ロシア側は紛争当事者ではないとの立場を貫いてきた。

今年5月に就任したゼレンスキー氏がプーチン氏と会談したのは初めて。両首脳は会談に先立ち、互いの拘束者を釈放する捕虜交換で合意に達していた。

9日はドンバスでの選挙実施を目指すことでも合意したが、選挙の具体的な時期に関しては溝が埋まらなかった。ゼレンスキー氏は会談後の記者会見で、選挙前にドンバスの返還を求める立場を改めて強調。プーチン氏はまず選挙を実施するべきだとの主張を繰り返した。

会談ではさまざまな場面で、百戦錬磨のプーチン氏と新人ゼレンスキー氏の対比が際立った。だが少なくとも、両首脳の間で対話が成立することが分かったのは成果のひとつといえる。

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