井戸に落ちた男児の救出作業、4日目に突入 インド南部

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インド南部で、深さ約27メートルの井戸に落ちた男児の救出作業が続いている/STR/AFP via Getty Images

インド南部で、深さ約27メートルの井戸に落ちた男児の救出作業が続いている/STR/AFP via Getty Images

ニューデリー(CNN) インド南部タミルナド州で先週、2~3歳とみられる男児が深さ約27メートルの井戸に落ち、地元当局が救出作業を急いでいる。

地元消防当局者の話によると、男児が井戸に落ちたのは25日午後5時45分ごろ。救助隊は井戸の中に小型カメラを下ろして男児の呼吸を確認。酸素を送り込みながら、井戸と並行するように穴を掘っている。

しかし深さ約14メートルまで進んだところで、岩に突き当たったという。州の災害対策責任者はCNNに「地質は予測がつかない。岩だらけだ」「あと8~10時間で作業が完了できることを祈ろう」と語った。

現場では消防要員や警官、国や州の災害対策要員ら550人前後が作業に参加し、鉱業会社や石油ガス会社、国立研究所の専門家らも協力している。

モディ首相はツイッターを通し、男児の救出に向けて「あらゆる手が尽くされている」と強調した。

今年1月にはスペインで男児が井戸に落ち、救出作業が行われた。男児は助からず、2週間近くたって遺体が収容された。

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