フィリピンが中国に抗議、南シナ海の島周辺に中国船数百隻

南シナ海のフィリピン領の島周辺を、今年に入り275隻の中国船が航行しているという/STR/AFP/Getty Images

南シナ海のフィリピン領の島周辺を、今年に入り275隻の中国船が航行しているという/STR/AFP/Getty Images

香港(CNN) フィリピン政府は、南シナ海にある同国が実効支配する島の付近を中国船数百隻が航行しているとして、中国に対し外交ルートで抗議を行った。フィリピン軍の広報担当者が1日に明らかにした。

担当者はCNNフィリピンの取材に答え、フィリピンが実効支配するパグアサ島周辺で、今年に入り中国の船舶やボート275隻の存在を確認していると述べた。

別の担当者によれば、一度に何隻の船が島の周辺へやってくるのかについて具体的な数字を挙げるのは困難だという。これらの中国船は当該海域への侵入と離脱を繰り返しているためだ。

ドゥテルテ大統領の報道官は、フィリピン政府から中国政府に対して、船舶の存在に関する複数の質問を行ったと説明。「第1に、我々が確認したような事実を認識しているかどうかを問い、第2にこうした行動をとる理由を尋ねた。第3に、このようなことを行わないよう丁寧に要求する意向を伝えた」と述べた。

フィリピン駐在の中国大使は、現在パグアサ島周辺に何隻の船がやってきているかを検証しているとしたうえで、それらの船舶が「非武装の」漁船ではないかとの見方を示した。

パグアサ島は複数の国が領有権を主張する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の一部。中国は同諸島にある環礁に人工島を造成し、過去数年にわたって建造物や港、滑走路を建設している。

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