「魔女狩り」で母子5人殺害、男6人を逮捕 インド東部

インド東部の村で「黒魔術」を使ったとされる女性とその子ども4人が殺害された/photography by Carol Adam/Moment RF/Getty Images

インド東部の村で「黒魔術」を使ったとされる女性とその子ども4人が殺害された/photography by Carol Adam/Moment RF/Getty Images

ニューデリー(CNN) インド東部オリッサ州の警察は31日までに、同州の村で「黒魔術」を使ったとされる女性とその子ども4人を殺害し、村の井戸に遺体を投げ捨てたとして男6人を逮捕したと発表した。

地元警察当局者によると、容疑者のうち5人は同じ家族のメンバーで、もう1人はまじない師だという。

6人は今月24日、女性の家に侵入し、この女性と生後10カ月から12歳までの子どもたちをバールで殴って殺害した疑い。翌日帰宅した夫が犯行の跡に気付いて通報した。

警察が現場の血痕をたどり、井戸から遺体を発見した。

男たち5人の家では昨年12月、12歳の娘が病死していた。一家から相談を受けたまじない師は、村に魔女がいるせいだと主張した。

一家はこれを受け、被害者の女性に抗議していた。その後、家族の中にもう1人病人が出たために犯行を決意したとされる。

6人は殺人と犯罪の共謀、魔女狩りの容疑で逮捕された。

オリッサ州やジャルカンド州などインド東部の農村地帯では、住民らによる魔女狩りの例が後を絶たない。同国当局の統計によると、2016年に魔術を使ったとして殺害された被害者は134人に上った。

オリッサ州では13年、魔術を理由にした中傷や嫌がらせに最大で禁錮3年の刑を科す法律が制定された。

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