米軍、ソマリア空爆で過激派62人を殺害と発表

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米軍が先週末にソマリアで空爆を実施し、計62人を殺害した/Getty Images

米軍が先週末にソマリアで空爆を実施し、計62人を殺害した/Getty Images

(CNN) 米アフリカ軍は17日、ソマリアでの先週末の空爆により、国際テロ組織アルカイダ系の過激派「シャバブ」の戦闘員計62人を殺害したとの声明を発表した。

空爆はソマリア南部ゲンデルシェ近郊で実施し、15日に34人、16日に28人を殺害したという。

ソマリア連邦政府との共同作戦で、「テロリストが将来のテロを計画、指揮、鼓舞して戦闘員を集めるため、遠隔地を隠れ先に使うことを阻止する」ことが目的とされる。

声明はさらに、シャバブがソマリア中部や南部の一部地域で人道物資を盗んだり住民から活動費を脅し取ったり、テロリストをかくまったりしていると指摘した。

米軍によると、この空爆で民間人の死傷者は出なかったとみられる。

トランプ米大統領は昨年3月、米軍がソマリア政府を支援する目的で、シャバブに対する精密爆撃を行うことを承認した。それまでは自衛を目的とした空爆しか認められていなかった。

米軍は先月も、2回の空爆で戦闘員37人を殺害したと発表していた。

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