中国が新しい国産空母を建造中、公式に認める

中国海軍が、新たな国産空母の建造に着手しているという/STR/AFP/Getty Images

中国海軍が、新たな国産空母の建造に着手しているという/STR/AFP/Getty Images

香港(CNN) 中国政府は28日までに、同国が新たに国産空母の建造に着手していることを初めて公に認めた。これが完成すれば人民解放軍海軍の3隻目の空母となる。

国営新華社通信は同国初の空母、遼寧が就航から6周年を迎えるのに合わせて記事を掲載し、「新しい空母が船台で建設中だ」と明らかにした。

新空母は米海軍などの空母が採用する最新の電磁式カタパルト航空機発射システムを備えているとの臆測が流れている。遼寧や「タイプ001A」と呼ばれる中国初の国産空母はこのシステムではなく、スキージャンプ式の発射台を採用している。

今年6月には、中国の船舶設計会社が正体不明の空母の模型写真を公開し、3隻目の空母建造がうわさされていた。建造は上海で行われているとの情報もある。

中国が目標とする空母の隻数について、遼寧の設計主任は今年4月の演説で、米国の11隻よりもっと少なくて十分と言及。「少なくとも3隻、条件が許せば4~5隻あれば」との認識を示していた。

中国軍は軍の近代化を急いでいて、米国と競い世界に影響力を及ぼす外洋海軍を編成したいと公言している。2018年の軍事費は前年比8%増の1750億ドル(約20兆円)で、艦艇の建造数も増えている。

ボストンカレッジの政治学の専門家、ロバート・ロス教授は今年5月のCNNのインタビューで、今後10年間はまだ米海軍の能力が中国を上回ると予測しながらも、中国海軍の規模が大きくなり、技術や訓練の面でも差は縮まってくるとの見方を示している。

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