ノーベル化学賞、進化分子工学の米英3氏に

Niklas Elmehed/Royal Swedish Academy of Sciences/Twitter

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(CNN) スウェーデン王立科学アカデミーは3日、今年のノーベル化学賞を、分子レベルの進化プロセスを人工的に改良する研究に取り組んだ米国2人、英国1人の研究者に贈ると発表した。

化学賞の2分の1は、米国のフランシス・アーノルド氏に贈られた。

酵素の進化プロセスを実験室で再現し、突然変異を人工的に誘発することで有用な酵素をつくり出す技術を確立した。こうしてできた酵素は、バイオ燃料や製薬の分野に広く応用されている。

同氏は女性として5人目のノーベル化学賞受賞を果たした。

残る2分の1は米国のジョージ・スミス氏と、英国のグレゴリー・ウィンター氏が共同で受賞した。

両氏は「ファージディスプレイ」と呼ばれる新技術を使って、アミノ酸分子が結合した「ペプチド」を機能や性質によって選別、増殖させたり、解毒やがん治療などの目的に合った抗体を人工的に作製したりすることを可能にし、薬学研究に変革をもたらした。

選考委員会のメンバーは、3氏が「ダーウィンの法則を試験管に応用した」と述べて業績をたたえた。

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