コンゴのエボラ熱、死者69人確認 ウガンダ国境付近でも発生

(CNN) アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)の保健省は24日、同国北東部で流行しているエボラ出血熱の患者及び患者の可能性が高い者が150人に達し、少なくとも69人が死亡したと発表した。

150人のうち、感染が確認されたのは119人で、可能性が高い例が31人。このほか9人の患者について、公共保健チームが感染の疑いを調べている。

死者は、別の疑い例の31人を含めると計100人に及ぶ。41人の患者が回復したという。

エボラ熱では感染者のうち、平均して約半数が死に至る。ただし死亡率は個々の流行によって異なり、25~90%と幅がある。

世界保健機関(WHO)のピーター・サラマ博士は24日のツイートで、隣国ウガンダとの国境地域でも患者が1人見つかり、さらなる感染拡大の懸念が強まっていると述べた。

コンゴでは1976年に初めてエボラ熱が見つかってから、これで10回目の流行となる。今年5~7月には同国西部で流行があった。57人の患者が報告され、このうち33人が死亡した。

WHOによると、今回は北キブ州を中心に、隣接するイトゥリ州でも感染が報告されている。両州とも人口が多く、ウガンダ、ルワンダ、南スーダンとの国境に近い。同国では長年、武力紛争などの人道危機が続き、両州には100万人以上の避難民が流れ込んでいる。WHOは、こうした人の流れが感染拡大のリスク要因になると指摘する。

北キブ州の街ベニでは23日に武力衝突が起き、18人が死亡した。サラマ博士によると、現地のエボラ熱対策チームは退避の指示を受けて動きが取れなくなっている。この中にはワクチン接種や患者と接触した家族や友人の監視、市民の啓発を担当するチームが含まれているという。

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