独首相と内相、移民政策巡り対立 新政策策定へ2週間の猶予

ドイツのメルケル首相。新しい移民政策について周辺国と合意形成を目指す考えを明らかにした

ドイツのメルケル首相。新しい移民政策について周辺国と合意形成を目指す考えを明らかにした

ベルリン(CNN) 移民政策をめぐってドイツのメルケル首相とゼーホーファー内相が対立していた問題で、メルケル首相は18日、欧州連合(EU)首脳と協議を行い、ドイツが一部難民について国境で送り返すことができる措置について合意を形成する考えを明らかにした。2週間以内の合意成立を目指すという。

メルケル政権は、メルケル氏が率いるキリスト教民主同盟(CDU)と姉妹政党のキリスト教社会同盟(CSU)、社会民主党(SPD)で構成されている。

CSUのゼーホーファー内相は先週、メルケル氏の方針に反旗を翻し、一部難民を国境で送り返すという、より厳しい難民政策を導入すると明らかにしていた。ゼーホーファー氏は、こうした措置はEUや国内の規則にかかわらず実施できるとの見方を示していた。

6月下旬にEU首脳会議が開催されるが、メルケル氏は7月1日に次のステップについてCDU幹部と協議を行うという。

メルケル氏は、より良い入国管理という点でCSUとCDUの目標は同じだと指摘。また、この問題は欧州レベルでのみ解決できるものだとの見方を示した。

ゼーホーファー氏が先ごろ発表した移民政策では、身分証明書を持っていなかったり、亡命申請をドイツで拒否されていたり、すでに欧州の他国で登録を行っていたりする難民については国境で送り返すという方針を示していた。これについて、メルケル氏は賛同しない姿勢を示した。

メルケル氏は2015年に国境を開放して難民を受け入れる政策を実施したが、ゼーホーファー氏は以前からこうしたメルケル氏の難民政策について批判していた。

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