ナイジェリア中部の村でカトリック教会襲撃、19人死亡

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(CNN) ナイジェリア中東部ベヌエ州の村で24日、カトリック教会が武装集団に襲われ、警察によると少なくとも19人が死亡した。

遊牧民とみられる集団が早朝のミサを襲撃した。死者のうち2人は司祭、17人はミサに参列していた信者だった。

州警察の報道官がCNNに語ったところによると、武装集団はこの襲撃で50棟近い民家に火をつけ、「村全体を破壊した」という。数日前にも住民10人が武装集団に殺害されていた。

ベヌエ州では2013年以降、イスラム教徒が大半を占める遊牧民と気キリスト教徒中心の農民が衝突を続けてきた。同州をはじめとする中部一帯で、遊牧民が農村を襲い、住民を追い出す事件が続発している。今年1月には数週間に及ぶ衝突で少なくとも72人の死者が出た。

同州はナイジェリアの穀倉地帯として知られることから、地元の団体は国際社会に対し、「食料安全保障のためにも農村の保護に支援を」と呼び掛けている。

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