イタリア総選挙 五つ星運動と同盟が躍進、連立協議は難航か

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五つ星運動のルイジ・ディマイオ党首(右)と、創設に携わったベッペ・グリッロ氏

五つ星運動のルイジ・ディマイオ党首(右)と、創設に携わったベッペ・グリッロ氏

専門家のパオロ・キオケッティ氏はこれからの連立協議は五つ星運動を中心に進むのではないかとの見方を示す。

キオケッティ氏は「最大の勝者は五つ星運動と同盟だ」と指摘。欧州全般でみられる現職の政治家に対する反発や、イタリアでの不景気や緊縮財政などの影響で、こうした政党の台頭は広く予見されていたとしながらも、「両政党は予想を上回った」と付け加えた。

五つ星運動は選挙戦でベーシックインカムの導入を打ち出している。こうした政策は失業率が約20%に達する南部で人気で、初期の予想でも同地域では五つ星運動の支持率は高かった。

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