ロシア、「多数の」自国民死傷認める 米軍によるシリア空爆で

2018.02.22 Thu posted at 19:33 JST

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(CNN) ロシア外務省は22日までに、シリア北部デリゾール近くで今月初旬、アサド政権支持の武装勢力が米軍支援の「シリア民主軍(SDF)」に攻撃を仕掛けた際、米軍による空爆の反撃で多数のロシア人が死傷したことを初めて認めた。

負傷者数は「数十人規模」としたが、死者数には触れなかった。ロシア政府はこれまで多くのロシア人が死亡したとの一部報道を否定、死者については最大5人としていた。

戦闘にロシア軍兵士は関与していないとも主張。死亡したロシア人の遺族は、ロシアの民間軍事企業「ワグネル」に所属していたことを明らかにしていた。

戦闘は2月7日、武装勢力がユーフラテス川を渡河し、SDFが押さえる油田地帯に砲撃などの攻撃に踏み切った後に発生。米軍は約3時間にわたり大規模な空爆や砲撃を加えていた。武装勢力の規模は数百人で、大半はロシアの雇い兵やアサド政権寄りのキリスト教系の民兵とされる。

ロシア外務省は20日の声明で、戦闘ではロシア人の他、複数の旧ソ連構成国の出身者が死亡したと述べた。ただ、人数には触れなかった。ロシアの雇い兵は自らの意思でシリアに趣き、独自に活動していたとも説明した。

マティス米国防長官はこれら雇い兵とは関係がないとするロシア政府の主張を疑問視する見方を示していた。記者団に先週末、「257人の武装勢力が自らの判断で敵対勢力の領地に進攻し、砲撃や戦車の攻撃を実施したとは思えない」と疑問視していた。

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