空爆で子ども含む民間人17人死亡、病院も破壊 シリア

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空爆を受けて負傷した子どもを運ぶ男性

空爆を受けて負傷した子どもを運ぶ男性

(CNN) シリア政府が包囲を続ける首都ダマスカス郊外の東グータが空爆を受け、子ども4人を含む民間人少なくとも17人が死亡、医療施設10カ所が破壊されたことが分かった。同地で支援活動を行っている団体が明らかにした。

支援団体のホワイト・ヘルメッツによると、東グータは6日だけで数十回にわたる空爆を受けた。負傷者は40人に上っている。

同団体によると、空爆はシリア政府軍がロシア軍の援護を受けて、9日前から開始した。東グータは同国で最後まで残る反体制派の支配地域の1つで、政府軍が攻勢を強めている。

東グータの住民はCNNの取材に対し、空爆や砲撃は7日も続いたと証言。10時間の間に4回、空爆の音が聞こえたと話している。

衝突の状況を監視しているシリア人権監視団(本部・英国)も、シリアとロシアの航空機が住宅地を空爆し、計17人が死亡したと伝えた。

支援団体は、救助隊ががれきをかき分けて男性に到達する様子や、幼い少女を助け出す様子を映したビデオも公開した。

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