国連総会、エルサレム巡り米非難決議を採択 米の脅しに屈せず

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国連総会の緊急会合では、エルサレムの問題を巡って加盟国が相次いで米国を非難。米国の決定は国際法違反であり、不安定化を招くと指摘していた。

米国連代表部の報道官は採決後、9カ国が反対に回ったほか、35カ国が棄権し、21カ国が欠席したのは、ある意味で米国の勝利だったと総括し、「多くの国が、我が国を孤立させようとする非生産的な試みを巡り、米国との関係の方を優先した」と評価した。

ヘイリー大使の姿勢に対しては、米国内からも批判の声が出ていた。オバマ前政権で中央情報局(CIA)長官を務めたジョン・ブレナン氏はツイッターへの投稿で、「トランプ政権が、エルサレムを巡り国連の場で米国の立場に反対する国に対して報復の脅しをかけているのは言語道断だ。盲目的な忠誠と服従を期待する姿勢は、一般的に、自分に酔った復讐心の強い独裁者に見られる特性だ」と述べた。

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