フィリピン、中国提案の二国間協議を拒否 南シナ海問題

フィリピンのドゥテルテ大統領。判決後、中国の習近平主席との対話はまだないという

フィリピンのドゥテルテ大統領。判決後、中国の習近平主席との対話はまだないという

中国は海南島の南方から東方にかけて、南シナ海の9割を囲い込む「九段線」という境界線を設定し、資源採掘や人工島造成を行う権利の根拠としてきた。仲裁裁は12日、この権利を認めない立場を示した。中国はただちに判決を無視すると表明し、裁判は無効だとする立場を改めて示していた。

ヤサイ氏によると、判決が出てからフィリピンのドゥテルテ大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席は対話していない。フィリピンではラモス元大統領が南シナ海問題の特使として訪中すると発表されたが、ヤサイ氏は「ラモス氏が受諾したかどうかは知らない」と語った。

中国の国営新華社通信によると、中国は14日に南シナ海で緊急の軍事演習を実施し、空軍によるパトロールを強化した。英字紙チャイナ・デーリーは18日、人民解放軍が19~21日にも海南島付近の南シナ海で演習を実施すると伝えた。

一方、米海軍のジョン・リチャードソン作戦部長は18日、北京で中国海軍トップの呉勝利司令官と初めて会談。南シナ海問題や双方の海軍の安全確保について意見を交換した。

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