「米国民が選ぶ大統領と協力」 プーチン大統領が表明

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パネルディスカッションに参加したプーチン大統領

パネルディスカッションに参加したプーチン大統領

(CNN) ロシアのプーチン大統領は19日までに、米大統領選でだれが選ばれてもその人物と協力してやっていくとの考えを明らかにした。

プーチン氏は17日、サンクトペテルグルクで開催された国際経済フォーラムに参加し、イタリアのレンティ首相、カザフスタンのナザルバエフ大統領とのパネルディスカッションで、司会を務めたCNNキャスター、ファリード・ザカリア氏の質問に答えた。

ザカリア氏は、プーチン氏が米大統領選の共和党候補に確定している実業家ドナルド・トランプ氏を「優秀」で「傑出した」「才能ある」人物だと称賛したとの報道を読み上げ、どうしてそう考えたのか、今も意見は変わらないかと尋ねた。

これに対してプーチン氏は、ザカリア氏の解釈は自分の意図と違うと主張した。ザカリア氏はロシアのインタファクス通信の訳文を参照したと話している。

プーチン氏はトランプ氏について、「輝かしい(bright)」人物だと言っただけだとし、「その通りではないか。ほかには何も言っていない」と述べたうえで、「彼はロシアと米国の関係を全面的に回復させる意向を示している。それは何も悪いことではない」と語った。

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