爆発は「ISISの自爆テロ」、トルコ首相が断言
クルトゥルムシュ副首相によると、自爆したのは1988年生まれの男とされ、隣国シリアからトルコに来たばかりで当局の監視対象にはなっていなかったという。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコは、南部にある空軍基地をISIS空爆の拠点として米軍に使用させるなど、シリア内戦への関与を深めつつある。これに対してISISはトルコをテロの標的とする姿勢を鮮明にしていた。
ダウトオール首相は「今後も断固たる姿勢でテロとの戦いを続ける。1インチたりとも譲歩しない」と述べてテロに屈しない姿勢を強調。ISISに対抗するため国内外の結束を呼びかけた。
ドイツではトルコは観光地として人気が高い。ドイツ外務省は今回の事件を受けて、当面の間は大勢の人が集まる場や観光名所を避けるよう勧告した。