中国が一人っ子政策を廃止、歓迎ムードもその実態は・・・

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既に退職したチャン・シーリン氏は、「もし可能であれば子どもが3人欲しかった。でも当時は1980年代で、子どもを育てるのは今よりずっと簡単だった」と話す。今日の子育てには多額の費用がかかるため、同氏の息子は2人目を持つ余裕がないという。

ネット上では、急いで子作りに取りかかる前に、新政策の詳細を知りたいとの声も上がっている。中国政府はいつから2人目を許可するのか正確に発表しておらず、来年3月になるまでは公式には認められない見通しだ。

また、中国政府が妊娠や出産をめぐるすべての制限を撤廃したわけでもない。結婚したカップルは依然、出産許可証の申請が必要になる見込みが高い。新しい政策では、次の子ども産む前に一定期間を空けるよう定めるのではないかとみる識者もいる。

あまりに熱心な家族からのプレッシャーを心配する声もある。短文投稿サイト「新浪微博(ウェイボー)」には「娘は義母からせっつかれることになるだろう」と予想する投稿も寄せられた。

驚きの発表となった急な政策転換を笑いものにする人も多い。

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