中国の捜査員が汚職撲滅の一環で米国に潜入、米政府が抗議

握手を交わす米国のオバマ大統領(左)と中国の習近平国家主席

握手を交わす米国のオバマ大統領(左)と中国の習近平国家主席

(CNN) 中国が捜査員を米国に潜入させ、汚職などの事件に関与した疑いのある中国人に対して帰国するよう圧力をかけていたことが分かったとして、米政府が外交ルートを通じて中国に抗議した。米政府当局者が明らかにした。

当局者によると、米当局に無断で捜査員を米国に送り込むことは犯罪に該当する。米中の捜査当局が連携するためには、中国側が汚職などの証拠を示す必要があるとしている。

一方、中国国営新華社通信は17日、中国は腐敗撲滅を目指す「キツネ狩り2015」作戦を展開しているにすぎないと伝え、「作戦は合法であり、今年調印した2国間協定で認められている」と説明。「腐敗した政府や国有企業の高官を取り締まるキツネ狩り2015は、腐敗撲滅のための重要な取り組みだ」と強調した。

さらに、同作戦については米国土安全保障省のジョンソン長官が積極的な支援を表明したとも伝えた。

米国務省のカービー報道官は17日の定例会見で、一般論として「外交官や大使館員などを除く人物が、米国内で外国機関の捜査員として行動することは刑法に違反する」と言及。その上で、米中両国は汚職撲滅などの取り組みについて協力関係にあるとも強調した。

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