イルカ漁批判、日本側が反論

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シー・シェパードはイルカ漁反対を掲げて現地で活動=20日撮影、Sea Shepherd Conservation Society提供

シー・シェパードはイルカ漁反対を掲げて現地で活動=20日撮影、Sea Shepherd Conservation Society提供

追い込み漁を巡っては、米国のケネディ駐日大使も短文投稿サイト「ツイッター」で「非人道的」と批判し、懸念を表明した。一方、菅義偉官房長官は20日の記者会見で、「イルカ漁業は我が国の伝統的な漁業の一つで、法令に基づき適切に実施されている」と改めて主張した。

太地町の三軒一高町長も、地元の漁師たちは漁業権を行使しているだけだと延べ、絶滅の危機にある動物を捕獲しているわけではないと強調。「われわれは住民を批判から守る必要がある」との認識を示した。また、シー・シェパードは資金集めや宣伝のために追い込み漁を利用していると非難した。

ケネディ大使の発言に対しては、日本の政治家や市民からも疑問の声が上がっている。佐藤正久参院議員はツイッターで「追い込み漁は地元の伝統文化の側面もあり、駐日大使が意見する内容としてはどうかと思う」と投稿。別のユーザーは、動物の人道的な扱いを語るなら、原爆や枯葉剤、中東の市民の頭上に降るミサイルはどうなるのかとコメントした。

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