自閉症児に「安楽死」要求する手紙、送り主の訴追検討 カナダ

自閉症児に「安楽死」要求する手紙 カナダ

(CNN) カナダのオンタリオ州で、自閉症児の家族に引っ越しや子どもの安楽死を要求する手紙を送った人物に対し、検察が刑事訴追を検討している。地元警察が22日までに明らかにした。

警察によれば、検察は手紙の内容について「ヘイトクライム(憎悪犯罪)には達していない」と判断したものの、他の罪状での立件を検討しているという。送り主はまだ特定されておらず、警察は情報提供を呼びかけている。

手紙は「いらだつ母」と名乗る人物から送られたもので、自閉症のマックス・ベグリーさん(13)について「あの子が外にいるときに起こす騒音はひどい! うちの正常な子どもたちはとんでもなくおびえている!!!」「あの子の体の発育の遅れていない部分を取って寄付すべきだ」などと書かれていた。

手紙の主はべグリーさん一家に対しても、「お宅の野生動物みたいな子どもと一緒に森の中でトレーラー住まいをしろ」と述べ、「引っ越すか、子どもを安楽死させるかしろ」と要求。そうすれば「私たちはみんな快適に暮らせる」と言い放った。

この手紙はマックスさんの自宅から15分ほど離れた祖母の家に届けられた。父親のジェームズさんによると、マックスさんは週に3~4回、祖母の家を訪れるという。

ジェームズさんは「こんなことを考えるだけでなく、書いて郵送するほど病んでいる人がいるなら、その人こそ危険人物だ。私たちはみんな不安に思っている」と語る。

この手紙は社会の大きな反発を招き、近所の人々は抗議のデモを行った。ジェームズさんによれば、マックスさん本人は何が起きたか正確には分からず、「みんなに注目されて興奮している」という。

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