エジプト裁判所、脱獄関与の容疑でムルシ氏の拘束命じる

暫定内閣発足後も各地で衝突が続いている

暫定内閣発足後も各地で衝突が続いている

カイロ(CNN) エジプトの裁判所は、今月3日に事実上のクーデターで大統領職を解任されたムルシ前大統領を15日間拘束するよう命じた。地元メディアが26日に報じた。

拘束理由は、ムルシ氏が大統領就任前の2011年にイスラム原理主義組織ハマスと共謀し、ムルシ氏の支持母体であるイスラム組織「ムスリム同胞団」の他のメンバーとともに刑務所から脱獄した容疑や、警察署を襲撃した容疑などだ。

またエジプト国営中東通信(MENA)が治安当局筋の話として伝えたところによると、26日にエジプト各地でムルシ派と反ムルシ派が大規模なデモを実施し、北部アレクサンドリアでは少なくとも5人が死亡、72人が負傷したという。

2011年のエジプト革命の数日後に発生したエジプト北部ワディ・ナトルン刑務所からの脱獄事件の捜査は2週間前に始まった。この事件で、ムルシ氏を含むムスリム同胞団のメンバー19人が脱獄の罪に問われている。

検察は、脱獄はハマスなどの「外国組織」が計画し、ムスリム同胞団などの国内組織がそれに協力したと見ており、ムルシ氏は今後、脱獄への関与や警察署の襲撃について取り調べを受けると見られる。またムルシ氏は、脱獄だけでなく、刑務所の記録の破棄や警察官や囚人を故意に殺害・拉致した容疑も掛けられている。

しかし、国連の潘基文(パンギムン)事務総長は、ムルシ氏や拘束されている他の指導者らの即時釈放を要求しており、釈放しない場合は透明性のある事件の再調査を早期に行うよう求めている。

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